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車中泊の装備


「うちの車で、泊まれそうだぞ。」。家人の一言が、車中泊の始まり。 車はホンダ・フィット。コンセプトは、極力 投資はおさえる。車内が狭いので、荷物は最小限に。

右も左も解からぬままに、取り敢えず車を駆った2012年 稚内駅の道の駅。
人気の観光地・利尻島と礼文島へのフェリーが発着しているために、夏場は大変混雑する。
この駐車場で、3年間でほぼ日本列島を制覇したと言う足立区のご夫婦に会った。
車中泊のために車体のサイズ等を測り夫婦の体格なども考慮した末に購入したのが、我が家と同じフィット。
所持している車で車中泊を!という私たちとは、気合が違う。

以来、行った先の車中泊の方々からアイデアを寸借し、今に至る。
                                   
●窓の目隠し ・・・・・・・・・・・・・・
本来はカーテンをつけたいが、窓の形状からうまくいかない。上記のご夫婦のアドバイスで、アルミのレジャーマットに吸盤をつけた。就寝前に設置すれば、外から覗かれる心配がなく安眠できる。
●居住空間
○就寝時
運転席と助手席の椅子を前傾させる。後部座席を前倒すと、フラットな空間が出来る。 そこに、毛布を縦3枚位、横は身長に合わせて適宜 折る。 後部座席の首あて部分の隙間に荷物が入ったままのリュックを押し込み、百均のエアー枕を当てる。 寝袋を広げ、進行方向に頭を向け、おやすみ。

○食事時
家人のDIYで、後部座席に設置するテーブル。 前部座席を前傾させ、木で作った2本の脚を前部座席の脚部に差込み、自転車の荷を留める様なゴムで左右に跨がせ、しっかり固定。 雨の時は、換気を考慮し少々ドアを開いて調理をする。

●食
最初は、お湯を沸かしてコーヒー位は飲みたいね。が、欲が欲を呼び。

トランク部に棚板を置き、荷物整理と天気が良ければ調理台に。 (いつもは、もっと片付いている。と言い訳)。夜は荷物を全て棚に上げ、下の空間に脚を伸ばし寝る。


○小さなカセットフー
火の向きが内側なので、作業が早い。しかも普通サイズのボンベが使える。

○圧力鍋
圧力鍋「こなべちゃん」。 これが、優れものでレンジでチンのご飯2パックとレトルトカレー2袋が一度に温められ、しかも早い。 車中泊の必携アイテム。

○鍋
アウトドア用鍋・大と小 計2個。写真右上が鍋の蓋。コーヒー・味噌汁・ゆで卵と重宝している。

○フライパン20cm 1個。目玉焼きや野菜炒めも楽楽。
●網戸 ・・・・・・・・・・・・・
道内の道の駅で偶然見かけて、一目ぼれ。
園芸用ネットを3辺縫った袋状にし、ドアを開け上からすっぽり窓にかぶせる。ただの網袋。 なので、ドアに挟んで閉めて、窓を細めに開け寝れば、暑い夜も安眠できる。 「手作りですか。」と、時々聞かれるが、夏は絶対にあると快適。
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