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2012年 道東旅行記 1

摩周湖・阿寒湖・美幌峠


12/07/14~12/07/17
すっかりハマってしまった、車中泊。根っからの道産子なのに未だ行ったことがない北見とか稚内や霧の摩周湖

旅程
1日目 女満別空港 網走郡大空町
JR北浜駅 網走市字北浜
道の駅・流氷街道網走 網走市
2日目 硫黄山 川上郡弟子屈町
摩周湖 同上
屈斜路湖・砂湯 同上
屈斜路湖・和琴半島 同上
阿寒湖 同上
  ○阿寒湖アイヌコタン 同上
双湖台 同上
道の駅・摩周温泉 同上
3日目 美幌峠 網走郡美幌町
北見ハッカ記念館&薄荷蒸留館 北見市
道の駅・まるせっぷ 紋別郡遠軽町丸瀬布
4日目 ぜるぶの丘・亜斗夢の丘 上川郡美瑛町
富田ファーム 空知郡中富良野町


泊ったところ
道の駅・流氷街道網走 施設良好・夜エンジン音が煩い 網走市
道の駅・摩周温泉 施設良好・夜静かで快適 川上郡弟子屈町
道の駅・あさひかわ JR駅に近く隣COOP。便利。夜静かで快適 旭川市


風呂
ホテル摩周(日帰り入浴) 昔懐かし旅館風。超安価で懐に優しい 川上郡弟子屈町


食べたもの
ラベンダーソフト 富田ファーム 空知郡上富良野町

覚書 走行距離 1057km
ガソリン 58.80リットル 8,114.8円



1日目   曇り
12/07/14 女満別空港

女満別空港



トイレの使い方

連日の雨の中、やっと見つけた晴れ間に出発決行!しかし、今回の目的は「摩周湖」。たださえ霧の名所だと言うのに、こんな天気で神秘の湖が見えるのか?一気に網走まで走る。

女満別空港は、オホーツク海沿岸の網走市に位置する道東観光の拠点空港である。世界遺産・知床国立公園や阿寒国立公園など多くの観光地を近隣に抱え、年間旅客数は100万人を数える。駐車場は60分無料。

空港ターミナルは、新千歳空港をコンパクト化したような感じ。ちょっとトイレ拝借。と、目の前の張り紙に仰天してしまった。トイレの使い方を絵で説明したものだが、便器の上に上がり中腰で用を足したり、更には蓋につかまり中腰で使用している図に赤い×印が描かれている。日本語・中国語・韓国語での説明を添えて。お国が違っても、まさかそんな人はいないだろう。と思うのだが、貼ってある処をみると、いるのだろうな。
12/07/14 道の駅・流氷街道網走

道の駅・流氷街道網走



朝日

網走駅からほど近い道の駅・流氷街道網走。「あれ、ここ来たことあるな。」と家人。数年前の流氷ツアーは、ここから流氷観光砕氷船「オーロラ」に乗った。季節が違うと、まるで別の所のような気がする。目の前に広がる海、頬をなでる潮風。なんて、素敵な所なんだろう。

にんまりと寝袋へ潜り込んだものの、全然眠れなかった私。午後9時頃から繋留中の漁船のエンジンがかけっぱなしになり、さらに車の出入りが多く、朝方には大型トラックまで入ってきた。後で気がついたのだが、ここの近くに市場がある。朝、品物を市場へ届けるために、この駐車場で市場が開くのを待っている模様。反対側の、漁船がいない方へ車を停めるべきだった。トラックもなぜかこちら側にばかり停めてるし。

車中泊は、 駐車場内のどの場所を陣取るかで快適度が全く違う。鼻が利く様になるのは、いつのことか。
2日目   曇りのち霧雨のち曇り
12/07/15 JR北浜駅

北浜駅



喫茶「停車場」

オホーツク海にいちばん近い駅、北浜駅。 北浜地区の町はずれにひっそりと佇む駅舎ながら、観光バスが立ち寄る人気観光スポット。

駅舎はドラマ「みにくいアヒルの子」や、中国映画「狙った恋の落とし方」など多くの映画やドラマの撮影に利用され、近年は中国人観光客の訪問が増加しているそうな。駅舎内では、駅事務所を改装した喫茶「停車場」が営業中。列車の座席がそのままに使用され、ほろりと郷愁が漂う。店内からは、オホーツク海を眺める事が出来るとのこと。生憎の開店時間前の訪問で、叶わなかったが。待合室に入って圧倒されるのは、壁面に旅行者が足跡として残していった切符や名刺、コメントの多さ。元々の壁が見えない。

磯の香りが鼻をつき、潮騒が耳に心地よい。昔むかし、こんな情景にどこかで出会ったような。ふと思う。私は今、旅の途中なのだと。
12/07/15 硫黄山

硫黄山

車を降りた途端に、鼻をつく硫黄の臭い!ここは、摩周湖と屈斜路湖の間にある山・アトサヌプリ。通称・硫黄山。 標高512mの活火山で、現在も盛んに火山性ガスを噴出し続けている。

にしても、山頂付近は立ち入り禁止だが、こんなに噴出口の傍まで立ち入りが許可されている活火山は、そう多くはない。家人が、黄色い硫黄にそっと手をかざした。「あっちぃ。」そりゃ、そうだ。近くに立っているだけで、足がジリジリと火照ってくる程だもの。万一、足を滑らせでもしたら、一大事になりかねない。なかなか出来ない貴重な体験。一見の価値あり。

さて、この硫黄山、駐車場が有料で普通車@410円。しかし、摩周湖の第一展望台の駐車場と兼ねているので、2か所分の料金。都度支払いの要がないのは、便利だ。
12/07/15 摩周湖

摩周湖とカムイシュ島

摩周湖は、火山の中央部が陥没し、底に水がたまってできたカルデラ湖。日本で一番、世界では二番目に透明度が高い湖だが、近年その地位が危うくなりつつある。2001年、北海道遺産に選定。

周囲をカムイヌプリ(摩周岳)をはじめとする急な崖に囲まれ、流入や流出河川が一切なく、ほぼ一定水位を保つ。カルデラの底からそびえる中央火口丘の頂上が湖面に浮かぶカムイシュ島は、神秘な旅情を一層かき立てる。

道産子の私にして、摩周湖を訪れたのは中学以来2度目。その時は、歌通りの霧。しかし、今日は今にも泣きだしそうな重たい空が覆いかぶさってはいるものの、なんとか見ることが出来た。そばにいた韓国のご婦人が、日本語でつぶやく。「今日は、見える方ネ。霧の摩周湖だもの、これぐらいが神秘でちょうどヨ。」同感ではあるけれど、抜けるように青い「摩周ブルー」も見たかった。

レストハウス内に、「霧の缶詰」なる土産品があった。中身は、霧か?
12/07/15 屈斜路湖・砂湯

屈斜路湖と砂湯



足湯

謎の生物・クッシーと冬季に飛来するオオハクチョウで有名な、道内で2番目に大きな湖・屈斜路湖。

さらに有名なのが、この砂湯。屈斜路湖畔の砂浜を掘ると、たちまち温泉が出てMY露天風呂が完成するとあって、大人も子供も波打ち際を真剣に掘っている。次第に、穴掘りに熱中してしまった。

堀り疲れたら、今度は傍にある足湯であったまる。いい湯だ♪

売店の前にある「飲める温泉」。何やら薬効が書かれていたが、取り敢えず試してみる。無色無臭で特別な味は感じられないが、きっと体にいいに違いない。欲をかいて、多めに飲んできた。
12/07/15 屈斜路湖・和琴半島

露天風呂

屈斜路湖南岸に突き出た半島が、和琴半島である。その昔、屈斜路湖カルデラの中から噴出した溶岩円頂丘で、そもそもは屈斜路湖に浮かぶ火山島だったと言う。土砂が堆積して湖岸とつながったものなのだと。また、和琴半島はミンミンゼミ生息の北限地でもあり、自然観察もよし、釣りもまたよし、カヌーで船遊びも楽し。という訳で、夏のシーズンには多くのライダーやキャンパーで賑わうそうな。

ここには、もう一つの人気スポットがある。無料の露天風呂。ちょうど、小さな子を連れた家族が来ていた。海パンをはいて、入浴?駐車場からもキャンプ場からも近く、人目が多い。そのため、全裸での入浴は男性だって相当に勇気がいる。勇気ある女性も、宜しかったらお試しあれ。
12/07/15 阿寒湖

阿寒湖

阿寒湖は、釧路市にある道東を代表する観光地。特別天然記念物・マリモや、ヒメマスの生息地としても有名である。冬はスノーモービルなどウィンタースポーツのメッカとしても名高い。今も、大自然の雄大さをそのままに残す。周囲をエゾマツやドドマツなど深い森に覆われた、ラムサール条約登録湿地。

中学時代、摩周湖を訪れた時に阿寒湖もまわった筈なのだが、まったく記憶にない。それだけに、目にする全てが新鮮!
阿寒湖アイヌコタン

アイヌコタン入口



チセ(家)

阿寒湖は、先住民族・アイヌの居住地。 その一角に、アイヌ古式舞踊などの上映を行ったり、昔ながらのアイヌの生活や文化の伝承をするためのアイヌ生活記念館などが設けられたアイヌコタンがある。

アイヌコタンは、数十の店が軒を連ねる。その商店街を歩いてみた。アイヌ料理の店や、木彫りの店などが立ち並ぶ。3連休の中日だと言うのに、観光客の姿はまばらだ。

北海道の各地には、今もアイヌの人々が住んでいる。昔、和人に追われたアイヌたちは不遇な生活を強いられ、それは子孫に受け継がれた。和人による彼らへの蔑視は、現代まで続いているのだ。台湾の原住民族で女優・歌手でもあるビビアン・スーの様に、アイヌ民族の中からもパッとスターが現れ、アイヌにスポットが当たる事で、和人とアイヌの垣根が取れる日が来るといいのにと、つくづく思う。
12/07/15 双湖台

双湖台

阿寒湖と摩周湖を結ぶ国道241号線・阿寒横断道路の間にあるのが、双湖台。ここからは、欝蒼と茂る樹海の挟間に静かに佇むベンケトーとパンケトーをのぞむ事が出来る。

手前に見える湖がペンケトーで、奥の湖がパンケトー。アイヌ語で、ベンケが胸とか上、バンケが尻や後ろと言う意味。手前に見えるベンケトーは、その形が北海道に似ていると言われている。そう言えば、北海道の形に見えるような。写真左上にうっすら見える小さい湖・バンケトー。残念ながら、こちらの方は双湖台からだとほとんど見えない。が、実際はバンケトーの方が大きいのだそうな。

この二つの湖は、阿寒カルデラに出来た古阿寒湖が雄阿寒岳の噴出で分離されて出来たもの。昔ながらの姿をそのままに今に残しているのは、一重に観光客が傍へ近づくことが出来ないから。摩周湖も、しかり。遠くから、そっとその姿を眺める。まさに、神秘と言う名の一幅の絵のようだ!
12/07/15 道の駅・摩周温泉

観光案内所と道の駅

阿寒湖と摩周湖のほぼ中間に位置する、道東観光のアクセスポイント。

「弟子屈の魅力を伝え、人々が集うふれあいの里」が基本コンセプトで、観光案内所内には交流ゾーンと物販ゾーン、道の駅には24時間対応トイレや足湯などを備えた総合施設である。2011年に、リニューアルオープンしたばかりとか。広くて奇麗で自然環境も良いため、町民はもとより観光客にも大人気。売店で販売している「エゾシカバーガー」は、広く知られた「人気ご当地グルメ」。

人気度が高いだけに、駐車場への車の出入りが非常に多い。観光案内所が閉まる時間となれば売店もクローズし、車の数もぐんと減るだろうとタカをくくっていたが、どっこい夜の帳が下りても一向に少なくなる気配がない。と言うことは、我らと同類の車中泊仲間か?

きっと隣に停まっている車も、お泊りさんだろう。と思っていたら、若い男性が一人で車に戻ってきた。聞けば、ここの売店でバイトをしている北海道大学の学生なのだと。今、仕事を終え、これから塘路へ行くそうな。そこで、今夜は民族楽器のライブを開催するので「良かったら、後でどうぞ。」とお誘いをいただいた。彼が言う民族楽器と言うのは、アイヌの楽器でムックリ(口琴)やトンコリ(五弦琴)のこと。私の好奇心がムックリと湧いてきた。って、ダジャレを言ってる場合ではない。こんな珍しいライブが経験出来るチャンスは、滅多にない。行ってみたい。でも、塘路まで、どのくらい時間がかかるのだろう?

と、逡巡する私の背中に家人が呟いた。「今夜は、ゆっくり風呂に入りたい。」。
12/07/15 ホテル摩周

玄関前工事中?

道の駅・摩周温泉から車で5分。入浴料・400円。

湯船1つに洗い場が3つという、至極コンパクトなお風呂。建物は古く、「昔の温泉ホテルはこうだった。」と懐かしく思い出した。無色透明のお湯につかって昨日と今日の汚れと疲れを落とす。あぁ、いい気持ち。料金からして、銭湯料金。それを思えば、古いの小さいのと贅沢を言えた筋合いではない。

それにしても、家人は長湯で私はカラスの行水。休憩室がないのでロビーで家人を待つ。なんか、身の置き場所がないような。やっぱり、休憩室は欲しい。
3日目   曇り
12/07/16 美幌峠

美幌峠

美幌峠は、釧路・北見などを結ぶ国道243号線に位置する阿寒国立公園。標高・約525m。名作ドラマ「君の名は」のロケ地としても有名。

頂上からの眺望は壮大無比!と言われる比類なき景勝の地。眼下に世界第2位のカルデラ湖・屈斜路湖や、もんもんと噴煙を吐く硫黄山が、遠くは知床連峰や大雪の山々が連なる360度の大パノラマが目の前に展開する・・・はず。 が、雲が覆って、なんも見えやしない。

目を凝らして、その場でぐるりと一回り見回すと、不思議な思いが湧いてきた。視線を落とすと、私の足元が雲に隠れて見えない。まるで、山水画に描き込まれた「足のない幽霊」。
12/07/16 北見ハッカ記念館&薄荷蒸留館

北見ハッカ記念館



ハッカ蒸留実演中
建物の外にまで、いい香りが

明治35年頃から生産が始まった北見ハッカは、昭和14年に全盛期を迎え、世界薄荷シェアの70%を占める程だったと言う。ハッカ産業の隆盛が、今日の北見市の礎を形成したと言っても過言ではない。しかし、ブラジル製ハッカの出現、合成ハッカの誕生などで、北見のハッカ産業は衰退した。

ここは、そんなハッカの歴史や往時のハッカ工場の様子が見られる「北見ハッカ記念館」。隣接する「薄荷蒸留館」では、ハッカ蒸留の実演を見学することができる。いづれも入館料無料。

居合わせた館長に、話を聞く事が出来た。当時、ハッカは小豆などと同様に投機性の高い農作物だったのだと。北見では貧しい農家が多かったため、すぐに現金になるハッカの作付けを始める者が多かった。しかし、ハッカは植え付け、架掛け、ハッカ蒸留機で取卸油を絞り出す。ここまでが農家の仕事で、大変手間がかかり、他の作物と比べてもキツイ労働だったそうだ。

ハッカの原油(取卸油)は、10℃を下がると結晶化し、それからハッカ油(精油)とハッカ脳に精製される。よく耳にするメントールが、このハッカ脳の事だったとは、知らなかった。ちなみに、ハッカ脳が精製できるのは、日本のハッカだけ。
12/07/16 道の駅・まるせっぷ

木工館

国道333号線沿いにある三角屋根が目印の道の駅。

最大の特徴は、地元の木材を使用したウッドクラフト関連の施設・木工館。 中に入ると、入口近くに置かれたグランドピアノの自動演奏が耳に心地よい。このピアノも地元の木を使って作られている。

壁には、木のピースを組み合わせて作った丸瀬布の地図「まるせっぷウッデーマップ」が、一際人目を引く。多くのウッドクラフトが展示販売されている中、親子連れに人気なのが巣箱や椅子などの木製キット。夏休みの宿題用かな?
閑話
旭川の餃子戦争

みよしの・旭川大雪通店



大阪王将・旭川大雪通り店

旭川駅が近づいた頃、車窓越しに不思議発見。

なんと 餃子の店「みよしの」と「大阪王将」が、並んで建っているではないか。しかも、みよしのが7月7日、大阪王将が7月27日開店って。 旭川には商売に適している土地が沢山あるだろうに、なぜに敢えて同業者が隣同士?

もしかして、喧嘩売ってるのか?謎だ。
12/07/16 道の駅・あさひかわ

国道237号線沿い、JR旭川駅の南側にある道の駅。旭川地場産業振興センター内に併設され、地域振興目的の展示即売や、地場の特産品やお土産販売が行われている。また、館内にはレストランがあり、コンビニ・ファミレス・ホームセンターも近い。大雪アリーナやクリスタルホールは隣接。

夜間(21:00~08:30)は、駐車場奥の夜間専用入口が利用できる。そこから道路を横切った所で営業しているCOOPに行けば、必要なものはほぼ揃う。普段の生活と変わらない便利さの中にいると、旅の途中という現実をふっと忘れてしまう。

感心したことが、ある。きょうび、自分のゴミは自己責任で持ち帰るのがルール。道の駅もしかり。しかし、ここには分別ゴミ箱が設置されているのだ。私も幾つかの道の駅を経てきたけれど、ゴミ箱が置かれていた所は他には一か所もなかった。まさに稀有な存在。そして、さらに感心したのは、利用者が他の誰かが捨ててゴミ箱からはみ出て落ちてしまったゴミを、改めてゴミ箱へ捨てていること。そんな人を、幾人も見かけた。その気持ちが、痛い程に解る。車中泊者は、この地に着くまでの間、自分のゴミを持って旅を続けてきた。捨てさせてもらえる事への感謝の気持ちが、この行動を起こさせた所以であろう、と。

さて、ここで出会ったのが、神戸から来ている軽トラ改造キャンピングカーのご夫婦。北海道上陸から20日目なのだと。7月初旬には、旅で知り合ったキャンピング仲間5組と枝幸の蟹まつりへ行ってきたそうな。まつりのゲームに参加して、景品の蟹をお腹いっぱい食べたとか。「もう、当分は蟹はいらない。」との贅沢な発言も飛び出した。以前、稚内キャンプ場で会った長崎の奥様も、枝幸の蟹まつりが楽しかったと言ってたっけ。よし、来年はいくべ~枝幸♪
4日目   曇りのち晴れ
12/07/16 ぜるぶの丘・亜斗夢の丘

(株)アトム農機と言う会社が運営する、観光農園。入園料無料。

ラベンダー・ひまわり・コスモスなど約30種類の花が季節ごとに咲き誇る。今はちょうどラベンダーの盛りで、鮮やかな紫色がメルヘンそのもの。その香りは、丘全体をふんわりと包み込む。広い丘には、バギーやカート用走行路が設けられ@500円で乗ることも出来るようだ。

丘のあちこちに、作業をする人たちがいた。運営費用の負担は大きいだろうに、無料解放してくれているのは嬉しい。アトム農機さんに感謝。
12/07/16 富田ファーム




ラベンダーソフトクリーム

巷では「富良野のラベンダー」と言えば、ここを指す。これ程に有名になった、そもはじめは1976年5月の日本国有鉄道のカレンダーでラベンダー写真が紹介されたから。その後、人気ドラマ「北の国から」で脚光を浴びることに。入園料無料。

ラベンダーが見事!さすがだ。初めて訪れた家人が呟いた。 「ラベンダーも奇麗だけれど、人も多いんだな。」数年前に訪れた時は、行列状態でもっと混んでいた。今日は何故か、中国の観光客が多い。

「ラベンダーソフトクリーム」@250円。そこはかとなく、ラベンダーの香りが漂う。この色が涼しげ。
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