10/03/08~10/03/11 札幌⇔台北 大人2名 日程 直行便で行く台北3泊4日 経費 大人2名 レートは100円=30台湾元 |
ツアー料金(サーチャージ込み) 航空券&ホテル代金&一日観光&昼食1回つき |
(39,800円+930円入国所税)×2=81,460円(≒27,200元) |
空港駐車料金 | 1,700円(≒567元) |
食事代 | (≒4,200円)1,373元 |
交通費 地下鉄代&汽車賃 | (≒1,236円) 412元 |
海外旅行保険(2人で) | 3,370円(1,123元) |
雑費 | (≒3,000円)1,000元 |
総計 | 31,675元 (94,966円) |
2日目 | ●保安宮 | ○ |
●孔子廟 | ○ | |
●お茶セミナー | ○ | |
●中正記念堂 | ○ | |
●澎湃超市商品有限公司 | ○ | |
●梅子餐廰にて昼食 | ○ | |
●忠烈祠 | ○ | |
●故宮博物院 | ○ | |
●台北站 | ||
●龍山寺 | ||
●華西街観光夜市 | ||
3日目 | ●基隆駅 | |
●中正公園 | ||
●淡水 | ||
●紅毛城 | ||
4日目 | ●閑話・まとめ |
泊まったところ | ●ニューワールド新仕界 |
閑話 | ●「全家」って、なぁに? |
●時差を忘れてた騒動 | |
●参拝の手順 | |
●MRT(地下鉄) | |
●台湾の交通事情 | |
●台湾ハンバーガー&香菜 |
閑話 | |
「全家」って、なぁに? | |
全家 |
ホテルに着いたら、時計は午後9時を回っていた。明日は、朝が早い。 夕飯をゲットして早く寝よう。と、ホテル近くのコンビニへ出かけた。 店内に足を踏み入れるなり、漢方の臭いが鼻をつく。臭いは、煮玉子。 茶色い汁に浸った殻付きゆで玉子が、昔の炊飯器の様なモノで保温され、レジのそばに置かれている。早速、購入してみた。この煮玉子は、台湾ではどこでも売っているコンビニ定番メニュー。殻を剥いて食べるので、味はゆで卵に少し醤油味がついている感じで、違和感はない。最初は気になった臭いの方も、じきに感じなくなった。 私が訪れたコンビニは、「全家」。日本でもお馴染みのコンビニで、台北の街のあちこちに展開していた。 ヒントは家。解るかな。答えはファミリーマート。 |
閑話 |
時差を忘れてた騒動 |
滞台2日目は、1日ツアー観光。 9日 7:30分、ホテル一階ロビー集合。前夜、家人が携帯の目覚ましを1時間前の6:30分にセットした。これで万全。 さて、夜が明け目覚ましが、けたたましく時を告げた。 私は半分夢の中。取りあえず、身支度に取り掛かるとするか。 と、その時、家人が言った。 「なんだこれ。あ、携帯の時計を台湾の時間に合わせるの忘れてた。」 時差は、日本より台湾は1時間遅いから今、5:30分。1時間も早く起こされちゃったのか。 2度寝するには時間が足りないし、暇だ。 |
閑話 | |||
参拝の手順 | |||
廟内にある神杯 |
お御籤の棒 |
御籤棚 |
良くないお御籤は炉で焼却 |
台湾式参拝の手順 ①露天や寺の入り口で、お供えを買う。素麺、煎餅、果物、菓子、花など。 ②本殿の前のお供え台にお供えをそなえる。 ③線香に火をつける。(台湾の線香は、棒の先についていて、花火の様に長い。 これは、普通お参りしている時間が長いため、線香を絶やさない様に。) ④線香を鼻の高さに持ち祈る。 ⑤男性は左手、女性は右手で、香炉に線香をたてる。 ⑥廟内にある神杯を二つ手に取り、両手で包み、名前・住所・年齢・願い事を神様に伝え、下へ投げる。 表と裏の組み合わせが出るまで投げ続ける。 ⑦御神籤の棒を引き、棒に書かれた番号を覚え、再び神杯を投げ表と裏の組み合わせが出ればよし。 出ない時は、1日3回までOK。 ⑧棚から番号の御神籤をとる。 日本では、大吉が出たら持ち帰る。大凶など芳しくないものが出た場合は、神社の木の枝にゆわえてくる。 台湾の場合は、良い御籤は持ち帰り。悪いのは廟内にある炉で燃やすか、1カ月以内に焼却すればよい。 ちなみに、御神籤はほとんどの所で無料。これが、思いのほか楽しい。 |
10/03/09 | お茶セミナー |
87歳の大先生が実演 |
台湾観光ツアーで、お約束の「お茶セミナー」。 事前にガイドさんが、くどい程に繰り返した。 「今行くお店では、お茶の大先生がおりますので、まず皆さん拍手してくださいね。 拍手をとても喜びます。87歳ですが、とてもお若いです。 プーアル茶を飲んでいるせいでしょうか。」 店内に足を踏み入れると、ベストスーツに身を包み、お洒落なメガネをかけた中年女性がつと傍に寄って来た。 皆さん、私ではなく後ろの写真を見て下さい。」。 写真はお茶の製造を順に説明したもの。 と言う事は、この人がお茶の先生?87歳?どうみても50代か多くても60代。 姿勢もよく、話す言葉も明瞭な日本語だ。 「皆さん、日本のお茶は発酵しておりません。台湾のお茶は発酵しているんですよ。 ウーロン茶は、発酵を途中で止めたお茶です。だから、体にいいんですよ。 では100%発酵させたお茶は何ていいますか。目茶苦茶です。 ガッテンしましたか?合点、がってん。」といった調子。 あちらでもこちらでも、財布を開き始めた。 しかし、1本@1000円で10本買えば5本サービスって、本当の単価はいくらなの。 大先生が87歳ならば、お茶よりもその若さの秘訣の方にこそ。興味津津。 |
10/03/09 | 梅子餐廰 |
お昼は梅子餐廰。 長年にわたりトップクラスの台湾料理レストランとして君臨してきた「梅子餐廰」。 経営者の奥さまが梅子さんなのだろう。 我がテーブルはツアー仲間の11人で、オール日本人。 男子大学生5人組と彼らとは全く面識のない他大学の男子大学生4人組と私と家人。 大学生のグループが多いのは、卒業旅行だろうか。若い大学生2グループに混ざりこんだ私たち、 まるで、学食のテーブルに着いた様な雰囲気。 最初の料理が到来し、後は次から次と登場する大皿料理を11人で黙々とやっつける。 さすがに、大学生たちは食欲旺盛。しかも早食い。 つられて、日頃はしたこともないご飯のお替りまでして、気がつけば満腹を通り越して苦しい。 麻婆豆腐・キャベツと牡蠣の炒め物・白身魚の煮つけ。 いづれも、日本人好みの味付け。ちなみに、杏仁豆腐は別料金で@50元。日本円で約170円位。 |
10/03/09 | 忠烈祠 |
忠烈祠 |
忠烈祠は、民国革命や抗日戦で命を落とした兵士のために造られた建物。 大門をくぐると、真っ白な石畳がまぶしい広場と、赤い屋根が美しい大殿がぱっと視界いっぱいに広がり、感嘆の声をあげた。 大殿の何と大きいことか。警備に立つ2人の衛兵が、まるでおもちゃに見える。 忠烈祠で有名なのが、衛兵交代。 陸、空、海軍の選りすぐりエリート衛兵が、交代で大門と大殿の守護を担当する。 青い制服の兵士が空軍、白い制服の兵士が海軍、グリーンの兵士が陸軍。今日は青い制服なので空軍か。 中正記念堂の衛兵同様に、ここでも任務中の1時間は微動だにせず、瞬きすらも控え目。 大殿に到着した儀杖兵隊は、任務に当たっていた衛兵2名と合流し、殿内の位牌に向かって敬礼。 銃を交換したり、バトン様に回したりして一連の儀式を終え次の担当者2名を残し、又5名の隊列を組んで大門へ戻って行った。 無事交代式を終えて儀杖兵が去った後には、観光客のホッとした様な感動した様な小さな溜息が、そこここから漏れた。 |
閑話 | |
MRT(地下鉄) | |
片道切符 |
フリータイムの1日。1日券やイージーカードは利用せず、都度キップを購入することにした。 まずは、料金表で行き先の料金を確認し、自動券売機の料金ボタンを押す。 次に硬貨を投入口に入れる。これで、切符が取票口から出てくるはず。 と、チャリンという音がした。慌てて取票口を覗くと、プラスチック製の青いチップが1枚そこにあった。 まるで子供のころに遊んだゲームのコインチップのよう。よく見ると表面に「metro」の文字が。 やっと合点がいって、自動改札機サイドにある青いチップマークにタッチすると難なく入場する事が出来た。 出札は、出口用の改札機にチップを投入すればよい。 利点は、使い捨てのキップと違って何度でも使用に耐えるところ。エコ。 |
閑話 | |
台湾の交通事情 | |
その1 台湾の街に着き、びっくりしたのがバイクの集団。 信号が赤に変わるや否や、車列の先頭にいずこからともなく湧いてきて、横断歩道の前後に横の隊列を作り、 青信号とともに一斉に走り出す。 ちなみに台湾は右側通行。 バイクが左折しようとすると、まず、信号が変わったら直進により向い側に渡り、 直角に向きを変えて歩道前の車道スペースに並び、次の信号で直進する。 左折するには、2度信号を渡ることになる。バイクとは言え、スクーターみたいなもの。 しかも50cc程度の小型なので、 交通法規も自転車と同じ様に考えれば良さそうだ。 写真・歩道前のバイク群が信号待ちをしている所が、左折のために信号を渡り向きを変えた人たち用に設けられたスペース。 そう言えば、自転車は旅行者をのぞけば、とんと見かけない。 歩道で信号待ちをしていたら、バイクが乗り上げてきて、思わずのけ反った。 例によって左折のための方向変えで歩道に乗り上げてきたバイクたちだ。 それにしても、何と堂々としていることか。 どこからバイクが突っ込んでくるやもしれない状況に不慣れな私は、たじたじで命がけ。 悠々と道を歩けるようになるには、慣れが必要。 |
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その2 数字が表示されている所に本来は赤信号が点灯し、青信号になると赤信号の部分が青信号の残り時間を表示する。 いつ赤に変わるかとひやひやしながら信号を渡る私には、渡り切る時間と青信号の残り時間との目測が出来て、 精神衛生上なかなかの優れものなり。 もう一つ、歩行者信号の動画。青信号の歩行者の絵が静止画から、上体を前に傾けて大急ぎで渡る動画に変わる。 その姿が、とても可愛い。 信号と言えば、北海道の信号は赤と青が縦ではなく、横に並んでいる。 積雪で青信号が隠れてしまわないように。雪国ならではの工夫。 |
閑話 | |
台湾ハンバーガー&香菜 | |
駅に降り立つなり、エキゾチックな港の風景に遭遇した。 足の向くまま気のむくまま、商店街をうらうらと歩く。 この街は、夜市がたつ。そのため、どの店も朝の始動はとても遅い。 昼すぎだと言うのに、まだ準備中だったりシャッターを下ろしたままの飲食店が目に着く。 と、店先で何やら湯気の立つ店を発見。早速 近寄ると、炊きあがった雑穀の上に大きめのウインナーが横たわる。 これは、何?横に目を転ずれば、白いハンバーグ。 台湾のファーストフード・割包だ。 白い饅頭の様な生地に醤油と砂糖で煮込んだ豚バラ肉、ピーナツの粉、高菜、香菜などを包んだものである。 テーブルに椅子が上がった開店準備中の店奥は、楽屋裏的な感じ。 店の女性は、何とか日本語での意思疎通が可能。 割包は@30元(≒100円弱)。商品名は刈包。 割包とどう違うのか解らないが、中身は全く同じ。 白い生地がもちもちと美味しい。中の豚肉は歯に触れただけで崩れんばかりに、ふわふわと柔らかい。 そして、あまい。何口か食べ進むうちに、やはり気にかかる香菜の香り。旨い。 しかし、香菜は馴染めない。子供の頃から培ってきた味覚の違いなのだろうか。 |
完 |
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